米国出張続きです。
米国2日目の朝、ホテル7時発の空港行きシャトルバスに乗り込みました。
外はまだ暗く、すべてが凍っています。
ただし、温度計はマイナス16度を示していましたが。
バスに乗る際運転手さんに「どこの航空会社?」と聞かれたので「デルタ」と答えました。
なのに...。
空港到着、まずはターミナル3です。
デルタはターミナル2なので次です。
到着。
なんか、間に一つターミナルあったような...。
降りるときの運転手さんの表情も、心なしか「しまった」感がある。
ターミナル内に入ってくまなく探すがデルタがない。
ひょっとしたらと思い、案内図を見ると...、ターミナル1でした。。
「やれやれ」
米国にて2回目の村上春樹です。
まぁ、こんなこともあろうかと少し早めに来たのです。
あわてず、ターミナル間を結ぶATSのホームに向かいます。
止まってる。。
どうしよう...、って選択肢は歩きだけだとすぐに気付きました。
建物の端から端だったらそれ程離れてはいないだろう、と思い、ターミナル1の建物の端の出口から意を決して飛び出します。
寒い。
しばらく歩くと、カートを持つ手の感覚がなくなってきました。
ここで止まったら終わりだ「がんばれ、俺」と心の中で叫びながら走りました。
無事に到着。
カウンターでのチェックインも終了して、搭乗口に急ぎます。
案内板の表示も「On Time」とのこと。
あぁ、よかった。
ミネアポリスでの乗り継ぎが30分しかなかったからどうなることかと思ったけど、問題なさそうだ。
ってな訳で、搭乗口から少し離れたところに座って搭乗を待ちます。
これなら空港も混乱する訳だ、と一人勝手に納得していたら、何か放送があり、搭乗を待っていた人がぞろぞろと移動を開始しました。
???
会話を聞いていると、搭乗ゲートが変更になったとか。
噂には聞いたけど、海外でよくあるあれか、と思い皆についていく私。
移動先では、すぐに搭乗できると思ってみなさん立って(並んで)待ってます。
なのに、まったく乗れる気配なし。
「やれやれ」
3回目です。
アメリカって国は、と不満をぶつける相手を大きくしてみたり。
また、案内の放送。
今度は私にも聞き取れました。
再度の搭乗ゲート変更。
「大丈夫かな...。」
この時点で、予定の搭乗時間が過ぎてます。
「乗り継ぎ便のチェックインもしてる訳だし、少々の遅れは待っててくれるだろう」
との甘い思い込みもあり、移動先の搭乗ゲートで黙って立ちながら待ってます。
さらなる案内の放送。
そして、フライトが遅れる旨の放送。
予定から1時間半の遅れです。
「ヤバいよヤバいよ。リアルに。」
出川状態です。
村上春樹どころではないです。
ぷちパニックになりつつ、まわりを観察します。
カウンターの係員に相談している人がいるぞ。何を話しているかは分からないが。
ということで、身振り手振りを交えた私のつたない英語で、ミネアポリスでトランジットしたい旨を伝えます。
そうすると係員がPCのキーボードをパチパチと打ち
「2:30」
とのこと。
この場では「14:30のラスベガス行きに振り替えてくれたんだな」と期待するしかありません。
14:30のミネアポリス-ラスベガスのフライトがあるかどうかなんて知ったこっちゃありません。
グループごとに搭乗が始まりました。
次々に疲れた顔で搭乗していきます。
パタン。
搭乗の扉がしまりました!
おぉぉいっ!
ちょっと待て。
俺も乗る、と係員に詰め寄りました。
「寒いから閉めた」
飛行機の中が混雑しているので搭乗が進まない状況です。
そうだよね、開けっ放しは寒いよね。
外はマイナス20度だし。
でも、閉める前に一言言ってよね。。
さぁ、ミネアポリスに向かうぞ!
感動の最終回に続く。
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by shigekit302
| 2014-01-06 09:05
| 日記